りゅうおうのおしごと!9
お腹が減ってきた......
わんこ「天衣ちゃん表紙の9巻はこれまた熱い作品になっていた。思わず最後の方で泣いてしまった。」
ポチ「この作品の良いところは主人公の試合だけじゃなくて、その弟子の試合もしっかり白熱した展開になっているところが良いです。なので今回の天衣ちゃん回は安心して読めました。」
わんこ「今巻では、女流棋士の中では圧倒的戦闘力を誇る姉弟子が今回はラスボスにしか見えなくて、思いっきり天衣ちゃんを応援してしまった。」
ポチ「わんこさん!それはもう仕方ないです。第一戦目からまさかの展開で絶対感情移入してしまいます。」
わんこ「そうだね。特に9巻を読むにあたっては、やっぱり天衣ちゃんとその家族、師弟関係の描写は良いので注目してほしい。」
ポチ「もちろん天衣ちゃんだけじゃなく、姉弟子やあいの変化もしっかり書かれているので次の10巻以降の展開も期待できるようになっているのでご安心ください。」
変態王子と笑わない猫。12
現実にも嵐がやってきた......。
わんこ「変猫ついに完結。」
ポチ「8年間長かったですね。」
わんこ「内容としてはとても変猫らしい感じで、最後まで綺麗に終わってくれたんじゃないかな。この作品は読んでる途中で飽きてしまってツカサさんあたりの物語が少し曖昧な感じなんだけど、内容がライトなおかげで12巻は何とか付いてこれた。」
ポチ「ツカサさんあたりはイラスト遊びがとても印象的でしたねー。」
わんこ「あの頃辺りからカントクさんのイラストが神がかってきたよね。」
ポチ「それにしても12巻は月子ちゃんの横寺くんノートを片手に今までのヒロインと出会っていく流れになっていてとても読みやすいです。作者のさがら総先生も地の文でちょくちょく小ネタを挟んできたりして、もう一度読み直したいなーと思ってしまいました。」
わんこ「変態王子にあたふたする小豆梓も好きだったけど、12巻の小豆梓も少し控えめでアニマルパニックで可愛くてよかった。」
ポチ「そういえば小豆梓推しでしたね...」
わんこ「でも月子ちゃんも好きだよ、最後の挿絵は卑怯だったなぁ。」
それではヘンティカンヘンタイ!
空飛ぶ卵の右舷砲
最近中々読めない
わんこ「こちらは第12回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作なので読んでみた」
ポチ「本作の講評でも言われていましたが、植物の怪物が彷徨く終末世界という面白い世界観で、その怪物の描写やその怪物とのヘリコプターなどの戦闘シーンの描写が細かくてとても印象的でした。」
わんこ「でも、ラノベとしてはヒロインにあまり魅力を感じなかったかな。キャラの立ち方的には『天橋のアルデラミン』、ハリウッド感を感じるので作風的には『黒猫の水曜日』とかを思い出したね。」
ポチ「もしシリーズ化とかするなら、キャラの深みとか世界観とかも徐々に際立ってきそうなのである意味期待の新作ですね!」
いいリンクの貼り付け方がわからん
魔法少女さんだいめっ☆
8月最初の読書と相成りました......。
わんこ「なんだかカオスで軽快な魔法少女ものだったね」
ポチ「そうですね。今回読んだのは第12回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞受賞作です。タイトルが特徴的で内容がとっても気になりますね。」
わんこ「ガガガ文庫さんって所謂青春ジョブナイルみたいなラノベに奇をてらった作品を出すことで有名だけど、今回の『魔法少女さんだいめっ☆』みたいな小中学生向けなライトな?作品も出されていて、最近あまりその系統の作品を読んでなかったけど、久しぶりにその感じを味わえた気がする。」
ポチ「母親が魔法少女で、その二代目が息子、三代目が魔法少女の追っかけで、特に母親がもう30代なのに魔法少女をやっていて、そこのコミカルさは読んでいて楽しかったですね。」
わんこ「そうだね。でも男の子なのに魔法少女にさせられた設定は個人的に面白いと思っていて、その主人公のシーンがあまりなかったので、もう少し主人公の魔法少女の活躍があれば個人的にもっと満足したかな。」
ポチ「内容的にはもう少しシリアスな展開にできたと思うんですけど、そうじゃなくて魔法少女がバットを振り回していたり、なんだか愛嬌のある悪魔の敵役がいたり、少しラブコメ要素があったりとそんな感じで難しいことを考えずに読める作品なのではないでしょうか」
ノーゲーム・ノーライフ6 ゲーマー夫婦は背かに挑んだそうです
ノーゲーム・ノーライフ6 ゲーマー夫嫁は世界に挑んだそうです (MF文庫J)
- 作者: 榎宮祐
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/04/24
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曇っても暑い今日この頃です。
わんこ「前回のノリから少し不思議な感じの始まりで、行き倒れた唯一神テトさんがいづなたんとおしゃべりしながらゲームをするお話だった」
ポチ「そう聞くとゆるく感じますけどかなり重いお話でしたね。現在のゲームで全てが決まる世界になる前のお話でソラとシロを匂わせる登場人物が主役で個人的にとても良いお話でした。」
わんこ「6巻だけ急に世界観が変わって全く違う物語を読んでいるみたいで、ソラとシロたちがいる時代とのギャップが凄かった印象を受けた。これはあとがきでも書いていたけど6巻というより0巻にした方が良かったんじゃないかな。それぐらい違和感があった。」
ポチ「すかすかすかとか思い出す世界観でしたね。あと個人的にですが口絵も良かったです!ジブリールさん何やってるんですか?って思ってしまいました。あと天翼種って幼女退行とかもあるんですね、可愛かったです。」
ハル遠カラジ
熱中症にならないように気を付けましょう
わんこ「読み終わったー。今回はロボットものなのか。」
ポチ「この感じでいくとシリーズものとかは出さないのでしょうか?3巻ぐらいのまとまった作品も一度読んでみたいです。」
わんこ「そうだね。今作はかなり詰め込まれてる感じがして結構読んでいて息が詰まった印象を受けた。」
ポチ「でも内容は良かったですね。AIロボットが普及した世界、そしてある理由により人類がほとんど消え去った地上、主人であるハルと一緒に旅をする武器修理ロボのテスタ、これだけであと2作は書けるんじゃないかと思うような世界観で、しかも語り手がAIMDと呼ばれる死に至るAI特有の精神障害を持つロボットのテスタでいたく考えさせられる作品でした。」
わんこ「AIやロボットを主題にした作品はあるけど、そのAIロボに精神的な病気を持たせるのはすごく面白かった。」
ポチ「武器を修理するために生まれたはずのAIロボのテスタはどうして料理や洗濯といった雑務をハルのためにするのか?そして、いずれ死に至る病を持ち、残された数年の命をAIロボのテスタはどうしてハルと過ごす為に費やしたいのか?またその病気を治すことはできるのか?それが気になった人は是非読んでほしいです!」
わんこ「確かに、白髪の少女など少し謎が残る作品であるが、読んで損はないと思う。」
出会ってひと突きで絶頂除霊!3
高気圧が二段重ねらしいよ......
わんこ「今回は、始まってひと読みで絶頂除霊!でしたね」
ポチ「わんこさん、何ドヤ顔で言ってるんです?」
わんこ「いや......。初っ端からぶっ飛んでて......。」
ポチ「ああ......。赤城大空先生の新刊読んでたんですね。」
わんこ「そうなんだよ!最初の数ページから出版社を二度見してしまうほどの盛り上がりで、えっ出版社変わった?って思わず確認してしまった。」
ポチ「深くは聞かないでおきます......。」
わんこ「まぁそんな訳で最初から謎にぶっ飛んでる今作なんだけど、本編はエッチなゲームの中に引きずり込まれる怪異で、女の子をイかせたらクリア、逆に自分がイッたら現実に戻れなくなるという内容で、いやーなんて裏山けしからんゲームなんだと思って、ついつい烏丸に同情してしまった。」
ポチ「そうなんですね......。」
わんこ「そしてゲームの舞台は廃ラブホテルで、そこでこの作品のヒロイン達をあの手この手でイカせまくるので口絵や挿絵も併せて要チェックだ!」
ポチ「へー......。」
わんこ「もう今巻に限ってはこの作品に出てくる女の子だいたいイってるからね、なんなら主人公もイってる」
ポチ「......。」
わんこ「読者(私)の股間に聞いたところ、赤城先生!この作品美少女文庫で出した方がいいのでは?って叫んでますね(確信)」
ポチ「みんな(読者)の総意みたいに言わないでください!」
プロローグやエピローグのおかげで続きが気になるのも高評価ですね