やはり俺ガイルアンソロの作家陣が豪華すぎる。ので紹介してみる
どうもアナグマです。
先日、俺ガイルのアンソロを4巻読みました。
その時、登場する作家陣たちの豪華さに驚きマンメンミだったので、その豪華さを噛みしめるためにも参加している作家さん達の作品を紹介しようと思い、本記事を書きました。
改めてアンソロ全4巻の表紙を見てほしい。
この圧倒的作家力、ラノベ読みじゃなきゃ見逃しちゃうね。
ここで注目してほしいのが参加している作家だけでなく、イラストレーター13名です。参加しているイラストレーターは、それぞれの作家たちに合わせて選ばれています。例えば、白鳥士郎先生としらびさんは「りゅうおうのおしごと!」を出しています。
このように、参加している作家とイラストレーターの間に関係があるのがこのアンソロの面白いところでもあります。
ということで、俺ガイルアンソロの作家陣14名を「作家×イラストレーター」(※一部除く)で紹介していきます。
気になる作品があれば、ぜひ読んでみてください。
今回、紹介する作品一覧です。
- 1. 石川博品×切符「ヴァンパイア・サマータイム」
- 2. 石川博品×エナミカツミ「先生とその布団」
- 3. 王雀孫「始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇」
- 4. 川岸殴魚×クロ「編集長殺し」
- 5. 川岸殴魚×ななせめるち「人生」
- 6. 境田吉孝×U35「青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。」
- 7. さがら総×ももこ 「教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?」
- 8. 白鳥士郎×しらび「りゅおうのおしごと!」
- 9. 田中ロミオ×戸部淑「人類は衰退しました」
- 10. 伊達康×紅緒「友人キャラは大変ですか?」
- 11. 天津向×うかみ「クズと天使の二周目生活」
- 12. 八目迷×くっか「夏へのトンネル、さよならの出口」
- 13. 丸戸史明「冴えない彼女の育てかた」
- 14. 水沢夢×春日歩「俺、ツインテールになります。」
- 15. 裕時悠示「29とJK」
- 16. 渡航×ぽんかん⑧「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
1. 石川博品×切符「ヴァンパイア・サマータイム」
人間と吸血鬼が、昼と夜を分け合う世界。この物語の主人公である山森頼雅は、ある日、吸血鬼である冴原綾萌と出会い、惹かれあっていく。
昼と夜、違いはあれど同じように高校生活を送る2人、昼は一緒に過ごせないけど、夜は一緒になれる。
そんな2人が想い、悩んでいく様子が堪らなく愛おしい。
夏の夜が待ち遠しくなる、これから読むのがお勧めな作品です。
2. 石川博品×エナミカツミ「先生とその布団」
神絵師の家には猫がいるという言い伝えがある。
では、作家の家に猫がいたら神作家になるのか。
この作品には作家と猫が登場するが、この作家は全然そんなことはなく、むしろ猫が凄いまである。
でも、大したことがなくても誰かが居たからこそある、なが〜い今はきっと無駄じゃないと思えるような思えないような、まぁそうだと信じて生きていくかぁと思えるような前向きな作品です(保証はしない)。
私のイチ押しはエナミカツミさんのイラストですね、表紙の女性かわいくないですか?
3. 王雀孫「始まらない終末戦争と終わってる私らの青春活劇」
高校へ進学した有田雁弥は妹の鞠弥と登校中、痛々しい厨二病言動をまき散らす、新田菊華と出会う。なぜか雁弥は菊華が所属する喜劇部(仮称)へと入部させられ、脚本を書くように命じられるが──。(あらすじ抜粋)
内容はかなりカオスで癖があるので、読むのは注意かもしれないです。
ラブコメ的なテンションで読むと失敗するかも……。
違う目線で見れば面白い作品です。
4. 川岸殴魚×クロ「編集長殺し」
渡航先生の同期である川岸殴魚先生が書く、美少女が揃うラノベ編集部で繰り広げられるコメディ。
仕事系で作家モノは一時期流行りましたが、編集部モノは珍しいのではないでしょうか。
5. 川岸殴魚×ななせめるち「人生」
人生(デデドン
昨今、長文タイトルが蔓延るラノベ業界で時代を逆行するかのように現れた渡航先生の同期である川岸殴魚先生の至極の一冊(実際アニメ化もしています)。
内容は高校生から寄せられる「人生相談」に文系、理系、体育系の個性豊かな女子達が順番に答えていくもの。
この相談なら、文系や理系、体育系ならこう答えるだろうなというものを面白おかしく書いているのがとても面白いです。
「編集長殺し」と同じくコメディなのでコメディ好きの方にはお勧めです。
6. 境田吉孝×U35「青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。」
勝ち組っぽいやつの足を引っ張ることに全力を傾けるパーフェクト負け犬高校生の狭山明人と、怪我を理由に部活を引退した冷血ブリザードな無気力少女・小野寺薫。
放課後に呼び出しをうけた二人は、謎のボランティア活動にいそしむ中等部の少女・藤崎小夜子と出会うが――。(あらすじ抜粋)
『夏の終わりとリセット彼女』でライトノベル・フロントライン大賞第1回大賞を受賞した境田吉孝先生の作品。
表紙やあらすじから漂ってくる俺ガイル感が特徴的です。
7. さがら総×ももこ 「教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?」
皆さんはロリコンですか?
私はロリコンではありません。
しかし、さがら総先生のこの「教え子」シリーズを読むとロリコンになってしまいます。
ロリの魅力は小さくて可愛いだけではなく、小さいがゆえに成長が速いところです。
そして、この物語の主人公は塾講師であり、ロリの成長を間近に見ることができる職業です。
この作品を読めば、彼女達の熱い成長や純粋無垢な感情に「まったく、小学生は最高だぜ‼️」待った無しです。
また、小学生だけでなく中高生ヒロインも出てくるので、そっち方面の方も安心してください。
大丈夫です。私はロリコンではありません。
8. 白鳥士郎×しらび「りゅおうのおしごと!」
皆さんはロリコンですか?
私はロリコンではありません。
しかし、白鳥士郎先生のこの「りゅうおうのおしごと!」を読むとロリコンになってしまいます。
ロリの魅力は小さくて可愛いだけではなく、小さいがゆえに成長が速いところです。
そして、この物語の主人公は将棋の師匠であり、弟子であるロリの成長を間近に見ることができる関係です。
この作品を読めば、彼女達の熱い成長や純粋無垢な感情に「まったく、小学生は最高だぜ‼️」待った無しです。
また、小学生だけでなく中大学生ヒロインも出てくるので、そっち方面の方も安心してください。
大丈夫です。私はロリコンではありません。
9. 田中ロミオ×戸部淑「人類は衰退しました」
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は「妖精さん」のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人との間を取り持つ重要な職、国際公務員の“調停官(ちょうていかん)”となり、故郷のクスノキの里に帰ってきました。(あらすじ抜粋)
アニメ化もした作品ですね。残念ながら本は読んでないんですよね。
妖精さんとわたしさんのやり取りや会話にほのぼのとしてしまうお話です。
人生に疲れた人にお勧めな作品かもしれないです。妖精さんに癒されてください。
10. 伊達康×紅緒「友人キャラは大変ですか?」
友人のプロである小林一郎が、主人公の中の主人公、火乃森龍牙を支えるというお話。
ラノベやアニメの主人公には親友というか腐れ縁みたいなポジションの男キャラがいるが、そのポジションを小林一郎が狙う様子を面白く書かれている。
謂わば、ベストフレンダー小林が贈る名助演ラブコメ!(だそうです)
読んだことないのですが、調べてみると面白そうですね。
紅緒さんのイラスト可愛くて良いし、現状9巻まで出てるので長く楽しめそうな作品です。
11. 天津向×うかみ「クズと天使の二周目生活」
――俺の人生は捨て回だ。
雪枝桃也(ゆきえだ・とうや)。三十歳。
仕事はラジオがメインの売れない構成作家である彼だが、とある飲み会の帰りに工事現場の落下事故に巻き込まれ、鉄骨の下敷きになって命を落としてしまう。
気がつくと何もない空間にいた桃也は、そこで天使のエリィエルと出会い、自らの死が手違いだったことを知る。(一部あらすじ抜粋)
なんとか過去に戻ることに成功した主人公が10年前に戻り、エリィエルのサポートのもと人生をやり直すというお話です。
芸人である天津向先生が書くお話なのでコメディ好きの方にお勧めです。
12. 八目迷×くっか「夏へのトンネル、さよならの出口」
ウラシマトンネルという入ると欲しいものが何でも手に入るけど、歳をとってしまうという都市伝説を聞きつけた塔野カオルが実際に「ウラシマトンネル」を見つけてしまうというもの。
そして、5年前に最愛の妹を亡くしたカオルは妹を取り戻すために転校生・花城あんずとともに「ウラシマトンネル」の謎を明かしていく。
特にクライマックスのウラシマトンネルを駆けるカオルと彼の想いには目を離せません。
ぜひ夏に読んでほしい作品。これからの季節のお供にどうぞ。
13. 丸戸史明「冴えない彼女の育てかた」
もはや紹介する必要もないくらいに有名な作品(通称:冴えカノ)です。
メインヒロイン(仮)の加藤恵は、キャラが全く立っていない、ぱっと見普通のありふれた女子学生です。
しかし、巻を追うごとに彼女が魅せる仕草や台詞に徐々にハマっていき、新たな萌えが芽生えます。読めば、あなたのメインヒロイン観が変わるはず。
アニメ化映画化もされ、ラノベの王道を行く作品、ぜひ読んでみてください。
14. 水沢夢×春日歩「俺、ツインテールになります。」
ツインテールを異常なほど愛する観束総二は謎の美少女トゥアールからリングを渡され、ツインテールを襲う怪物を倒す事になるという物語。
まさにツインテール好きのツインテール好きによるツインテール好きのために生まれたかのような作品。
また、ツインテール好きだけではなく、「テイルレッド」とあるように戦隊モノ好きにも刺さりそうな作品です。
戦隊モノチックなとこもあり、巻を追うごとに人数が増えていくのも良いです。
15. 裕時悠示「29とJK」
歳の差ラブコメ色々出てきてるけど、これはお勧めできる。
このタイプのラブコメは夢に破れた大人と夢に憧れる少女の対比で描かれることが多いので、その辺りを注目して読んでいただけるとまた熱くなれる物語です。
16. 渡航×ぽんかん⑧「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」
説明不要(息切れ)。
ラノベ読み皆んなが好きすぎてこのラノでも殿堂入りしてしまった伝説のラノベの一つ。これは読まなきゃ損です。読んでください。
最期に……
ここまで読んで頂きありがとうございます。
今回紹介した作品はもう完結済みだったり、まだ刊行中だったり、様々な作品があります。少し前の作品でも読んで楽しめる作品がきっと混ざっていると思いますので、気になる作品があれば、ぜひ手に取ってみてください。
今なら電子書籍で読むことができるので、本屋さんを巡らなくても大丈夫ですよ!
では、また会いましょう。
以下、アンソロの感想紹介です。