スカートのなかのひみつ。
晩飯の匂いが漂い始める頃に......
わんこ「第24回電撃小説大賞の最終選考作」
ポチ「タイトルと表紙だけで心が動かされそうな予感がピクピク感じられます!」
わんこ「スカートの中から始まる物語。基本的には二人の視点で描かれるんだけど、そのカラクリが単純でなくて読んでいくと段々気づかされる感じ」
ポチ「作品の雰囲気からも分かりますが、やっぱり萌え萌えキャピキャピではないのですね」
わんこ「うん。むしろこの作品の登場人物男性の方が多いから......。でも男の娘なのでビジュアル的には問題ないんだけどね」
ポチ「男の娘便利すぎでは?」
わんこ「でも切り替えが少し難しい。学校では男子の格好してるから、ああ男子なんかと思うんだけど、口絵とかでは女子の格好をしてるからそっちで再生してしまうんだよなぁ」
ポチ「偶にそういう勘違いをネタにするラノベもありますもんね」
わんこ「そうだね。内容的には面白かった。読んでいく内に、女の子が男の子に入れ替わっていくようにあるモノがあるモノに置き換わっていく、そんな不思議体験ができる怪作?なのかなと......。読んで良かった」