わんこのラノベ読み

一冊と、また一冊と、面白いから読んでしまう

PORNO GRAFFITTI 15th LIVE CIRCUIT BUTTERFLY EFFECT Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018 disc.1

どうも、しまなみロマンスポルノ敢え無く見逃したアナグマです。

 でも現地には行ったんです。なので現地の収穫である『PORNO GRAFFITTI 15th LIVE CIRCUIT BUTTERFLY EFFECT Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018』(以下『Live BUTTERFLY EFFECT』)のライブ映像の感想を振り返りながら書こうかと思ってます。 (注意:ネタバレあり)f:id:wankoranobe:20180919225717j:plain

 しまなみのライブ当日に買うと特典であるワッペンも付いてました。ワッペン可愛い。このキャラは何だっけ?確か15周年のライブの序盤を盛り上げていたキャラクター何だけど、名前を忘れてしまった。開催される県によってご当地キーホルダーなんて物も販売されていて面白かった記憶がある。私は大阪だったのでたこ焼きが乗ってました。

 

 で、本題に入って『Live BUTTERFLY EFFECT』についてなんだけど、このライブは2017年10月に発売されたアルバム『BUTTERFLY EFFECT』の完成を記念してツアーするよ!みたいなもので、全国32箇所39公演行われています。その中で私も一つの公演だけ参加したのですが、公演前の幕に映し出されるアルファベットの並び、確か周った順の開催地の頭文字を取っていたと思うのですが、それが THE TOUR って感じがして今でも印象に残ってますね。最初なんだろうこれ?って感じに見てました。

 

 曲目としては

  1. 夜間飛行
  2. LiAR
  3. 真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ
  4. ワールド☆サタデーグラフティ
  5. ダリア
  6. リンク
  7. メリッサ
  8. Working men bulues
  9. 170828-29
  10. 君の愛読書がケルアックだった件
  11. MICROWAVE
  12. ハート
  13. インプロヴィゼーション 〜 月飼い
  14. Part time love affair
  15. Fade away
  16. Rainbow
  17. ギフト
  18. THE DAY
  19. ハネウマライダー
  20. キング&クイーン
  21. カメレオン・レンズ(encore)
  22. ジレンマ(encore)

 の22曲で構成されていて、アルバム『BUTTERFLY EFFECT』の14曲中10曲使われていました。

 

 この『Live BUTTERFLY EFFECT』はとにかく面白くて、1曲目の『夜間飛行』に入る前から半透明な幕にプロジェクターで映像を映すプロジェクションマッピング?的な技術を使って、昭仁さんと晴一さんが歩いて来て、ドン!と『夜間飛行』が始まり、薄暗い照明の中、おそらく水の中で静かに二人が佇み、歌い始め、思わずうっとりとして聴いてしまいました。この演出は他の曲でも使われていて、例えば11曲目の『MICROWAVE』や12曲目の『ハート』でも使われていました。

 

 『MICROWAVE』では曲調に合わせて、手前の幕や奥のモニターに映像が映されて、すごく綺麗で見惚れてしまいました。さらにDVDではそれを上手に編集されていて、その映像が上手く昭仁さんや晴一さんに掛かっていて、そこも格好良くて素敵でした。

 次の『ハート』では映像を利用して、ボーカルの昭仁さんが森?の中のベンチに一人でギターを携えて座るという演出で思わず笑ってしまったのを覚えてます。このDVDではカットされていますが、確か去年のAmuse FesでPerfumeの『ポリリズム』を歌うことになって、それを聴いたスガシカオさん?(うろ覚え)が昭仁さんに、あれではダメだよ、あんな血走ったポリリズムはない的なことを言われたらしく、それを反省したらしく偶には血走らない歌を歌おうというもので、血走らない『ポリリズム』を軽く歌って、『ハート』に入りました。本当に優しい『ハート』で癒されました。

 

 そして、12曲目の『ハート』後のインプロヴィゼーション 〜 月飼い』は『月飼い』の前に晴一さんの語りから始まり、思わず長めのギターソロか!?と思ってしまったけど、このインプロヴィゼーションっていうのは即興演奏で演奏者が自由に解釈して演奏することで、なるほど晴一さんらしい一人語りだなと感じられました。

 

  また、9曲目の『170828-29』という曲があります。曲調自体はアップテンポでポルノらしくて良いのですが、この曲のタイトルは他のタイトルと違って少し独特で、このタイトルは日付になっていて、その日は北朝鮮のミサイル発射実験の日です。当時もニュースなどで取り上げられていて、まだ記憶に新しいと思います。普通、歌で皆んなを元気にする職業であるアーティストなら、そんな暗いテーマで曲を作るのではなくて、明るい曲で励まそうと考えるのが安定なんだけど、今回は逆にこんなことがあったけど、どうなの?的な立ち位置『170828-29』を作曲していて、タイトルにもぼかさずしっかり問題のあった日付を入れていてすごくチャレンジ精神を感じる曲だと思いました。

 そして、もう一つ独特なタイトルに『君の愛読書がケルアックだった件』という曲があります。これはもうほんとにタイトル通りの曲で何も言えないのですが、それにこの『Live BUTTERFLY EFFECT』では特別映像の茶番が流されて、手が混みすぎてて驚きました。しかもDisk2に「君の愛読書がケルアックだった件 THE MOVIE」が付いていてさらに驚きました。Disk2の感想は気が向けば書きます。

 

 最後に、この『Live BUTTERFLY EFFECT』は後半16曲目の『Rainbow』からは凄くノリノリで元気の貰える曲目になっていてDVDで見ても、この時のことを思い出すくらい元気を貰えました。これは是非実際に足を運んで聞きに行ってほしいと思うところです。

 

 ということで皆んな『PORNO GRAFFITTI 15th LIVE CIRCUIT Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018』買いましょう。

 併せて、持ってない人はアルバム『BUTTERFLY EFFECT 』を買うとよりポルノ感に浸れますよ。

BUTTERFLY EFFECT

BUTTERFLY EFFECT