わんこのラノベ読み

一冊と、また一冊と、面白いから読んでしまう

ショートストーリーズ 僕とキミの15センチ

 夏の暑さを感じる午後11時頃に

わんこ「久しぶりの短編集」

 

ポチ「短編集ですか、作者さんがたくさんいますね」

 

わんこ「ほとんど読んだことのない作者さんだけど、野村美月さんや森橋ビンゴさんに惹かれて購入した」

 

ポチ「そうなんですか。何かお気に入りの物語はありましたか?」

 

わんこ「気に入ったのは以下のタイトルだね」

  • 十五センチ一本勝負(著:庵田定夏
  • 地面から十五センチだけ浮いた程度の物語(著:岡本タクヤ
  • 華道ガールと書道ボーイのミックス展覧会(著:くさなぎそうし)
  • たった一人のお客さん(著:三田千恵)
  • 金曜日は恵比寿屋に行く(著:竹岡葉月
  • 思春期ギャルと「小さい」オジサン(著:水城水城)

 

ポチ「あれ?お目当の作家さんが見当たらないですが......」

 

わんこ「そうだね、お目当の作家さんの物語は今までのファンに向けた要素が強かったので挙げなかっただけで楽んで読んでいるので悪しからず」

 

ポチ「タイトルから十五センチを感じたり感じなかったり色んな作品がありますねー」

 

わんこ「この中でツボに入ったのは『金曜日は恵比寿屋に行く』かな。学校の教室ほどの広さの恵比寿屋で繰り広がられる個性的なキャラの寸劇が読んでいて楽しかった。しっかりボーイミーツガールしてたのも高評価だね」

わんこ「あとは『華道ガールと書道ボーイのミックス展覧会』かな。タイトルがいまいちではあったけど、ラノベでこのドロドロとした不倫劇はなかなか見れない」

 

ポチ「色んなお話があって面白そうです」

 

わんこ「ラノベなので各短編に挿絵が用意されているのでそれを見て想像を膨らませるのもまた乙なので、短編集気になる人は是非買って欲しい」