君死にたもう流星群2
前巻の感想はこちら→君死にたもう流星群 - わんこのラノベ読み
台風と雨のコンボで鬱気味な今日この頃です。
わんこ「Twitter見る限りでは話題作である『君死にたもう流星群』の二巻出たね。」
ポチ「MF文庫Jのメディアの展開のさせ方良いですね。二巻も読ませていただきました。」
わんこ「過去へタイムスリップした主人公がヒロインの星乃を助ける為に奔走するのだけど、1巻で触れたみたいに主人公が過去の記憶を持っているが為に過去とは違った行動をしてしまい。未来を変えてしまう。今回はそれを強く意識させるお話だった。」
ポチ「もちろん、それと併せて星乃やエウロパやその黒幕についてのお話も進んでいます。今回もやっぱり『夢』が大きくテーマとして主張してましたね。」
わんこ「うん。自分がやりたい事っていうのは難しいことかも知れないし、勇気がなくて出来ないかもしれない。でもそこで『エイッ!』と飛び込むと何か道が拓けてくるかも知れない。そして、そこからまた壁が出来たり笑われたりするかも知れないけど、飛び込んだという自信がまた自分を後押ししてくれる。この作品を読んで、そういう元気を貰えた気がする。」
ポチ「そうですね。本当に励まして貰える一冊だと思います。本編でも主人公が過去の友人達と触れ合う事で成長して来てると感じますし、まだまだ謎が多く、最後の引き方も良かったので3巻も期待できそうですね。」
個人的な印象として意外にイラストが真面目で驚いてしまった。MF文庫Jとは思えないぞ!
ようこそ実力至上主義の教室へ9
お久しぶりです。
わんこ「ようやく一年の終盤に入り、今回のイベントは学期末試験。ちなみに次で一年生最後らしい。」
ポチ「今回はそれに一ノ瀬さんの以前から気になっていた話題に触れる感じで、それに対していつも通りに清隆が暗躍していて、面白かったです。」
わんこ「8巻の引きが不穏な感じだったのでもっとガンガン来るのかと思ったけど、意外に安定したラノベ的構成で安心してしまった。」
ポチ「どちらかというと3年が引退して、主人公達が2年に入ってから退学とかワードが出て来る感じなのでしょうか?それを考えると今回の清隆の櫛田との会話とかもあって、これからどうなるのか気になってしまいますね!」
わんこ「それにしてもこの主人公の暗躍してる内にヒロインが落ちてしまっている展開は一周回って嵌まってきてしまったかもしれない。」
ポチ「そうですね。愛里や恵とかもそんな感じですもんね。それに主人公も気付いてるんだかよく分からない態度も少し気になってしまいます。」
ノーゲーム・ノーライフ7 ゲーマー兄弟たちは定石を覆すそうです
オタ活待機列中のある日に......
わんこ「今回は神霊種とのゲームで双六をモチーフに馬鹿でかい空達が転生された世界を模倣したゲーム盤の上で戦う。」
ポチ「もう規模が大き過ぎてゲームをしてる感覚がないですね。」
わんこ「でも登場人物もほぼフル出演で、しかも1人だけ裏切り者がいるルールで、さらに全員が承諾済みで記憶を失っているという少しというか結構ややこしい設定でよく作者さん書けるなと感心してしまった。」
ポチ 「プラムも出てきて、相変わらずブレないキャラの立ち方で彼のイラストも相まってすごく良かったです。」
わんこ「空と白の絡みも良かったね。このゲームは手持ちのサイコロで年齢が変わるので、それを使った2人の掛け合いも読んでて楽しかった。」
ポチ「そして、このゲームで歳を取らないジブリールにもある設定が追加されているのでそこんところも要チェックですね。そのおかげで続きが気になる引きになってます。」
教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?2時間目
教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 2時間目 (MF文庫J)
- 作者: さがら総,ももこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: 文庫
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雨の降る深夜に......
わんこ「2巻目読み終わった。序盤から少し展開が激しくて分かり辛かったけど、新キャラ登場アンド水着イベント達成で良かったです^^」
ポチ「かなり辛口な北欧白髪っ子で凄く可愛いですね。妹も格好は独特ですが、終盤になって分かってくる二人合わせた時の絡みが凄く良かったです。」
わんこ「冬燕ちゃんの見栄っ張りダメダメな感じが堪らなかった。」
ポチ「星花の個人レッスンも順調で、今回は星花よりではなく、塾講師兼作家である主人公の作家としての生き方について同期の作家さんを登場させて、凄く考えさせられる物語になっていました。」
わんこ「個人的に星花のベタ惚れ路線が強すぎて意外だった。もっと小悪魔路線で行くと思っていたので......。」
ポチ「ちなみに今回も巻末に解説が載っていて、そしてまさかの渡航先生!解説自体の内容はアレでしたが、『人間不信』というワードがさがら総先生の本質っていうのはよく分かる気がしました。」
わんこ「分かる分かる。あと渡航先生のさがら総先生との馴れ初めとか書いてあって興味深かった。渡航日記とかあったなぁ。懐かしい。」
それではヘンティカンヘンタイ!
教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?1時間目
教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 1時間目 (MF文庫J)
- 作者: さがら総,ももこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/03/24
- メディア: 文庫
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暑さがぶり返してきた八月の終わりに......
わんこ「『変猫』の著者であるさがら総先生の新シリーズついに読み終わった。相変わらずブレない作風で、これが新たなロリアリティかと思ってしまった(真顔)」
ポチ「イラストレーターも人気のあるももこさんでこれは期待ですそうなシリーズですね。」
わんこ「特設サイトやアニメーションも用意されているのでこちらも是非見てから購入を決めてほしい。」
ポチ「私はTwitterでアニメーションを拝見したんですけど、これはかなりの力の入れようですね。そんなこともできるなんてと驚きました。」
わんこ「個人的にさがら総先生の作品はアニメ映えがすると思ってるので、この勢いだとかなりの確率でアニメ化が期待できるのでアニメ化が楽しみだね。」
ポチ「作風も最近の流行り始めているラノベ作家モノや年の差ラブコメの要素が入っているのでそういう点も高評価ですね。2巻はもう出てますが続きを読むのが楽しみです。」
わんこ「最後に、この巻はラノベじゃ珍しくあとがきがなくて、『りゅうおうのおしごと!』の白鳥士郎先生の解説が巻末に収録されている。その内容が熱烈すぎるので、さがら総先生や白鳥士郎先生の作品のファンの人はそのところも注目して読んでほしいな。」
それではヘンティカンヘンタイ!
りゅうおうのおしごと!9
お腹が減ってきた......
わんこ「天衣ちゃん表紙の9巻はこれまた熱い作品になっていた。思わず最後の方で泣いてしまった。」
ポチ「この作品の良いところは主人公の試合だけじゃなくて、その弟子の試合もしっかり白熱した展開になっているところが良いです。なので今回の天衣ちゃん回は安心して読めました。」
わんこ「今巻では、女流棋士の中では圧倒的戦闘力を誇る姉弟子が今回はラスボスにしか見えなくて、思いっきり天衣ちゃんを応援してしまった。」
ポチ「わんこさん!それはもう仕方ないです。第一戦目からまさかの展開で絶対感情移入してしまいます。」
わんこ「そうだね。特に9巻を読むにあたっては、やっぱり天衣ちゃんとその家族、師弟関係の描写は良いので注目してほしい。」
ポチ「もちろん天衣ちゃんだけじゃなく、姉弟子やあいの変化もしっかり書かれているので次の10巻以降の展開も期待できるようになっているのでご安心ください。」